砂糖の200倍の甘さ
多くのダイエット食品、飲料に使用されている数々の人口甘味料。
中でもアスパルテームは世界で普及していますが、甘味料の中でも論争を呼んできた食品添加物です。
1965年、アメリカのサール薬品が化学的に合成した人口甘味料であるアスパルテームは、砂糖の約200倍の甘さを持ち、カロリーはありません。構成成分は、アスパラギン酸とフェニルアラニンという2種類のアミノ酸でできており、いずれも単体で摂取した場合、脳神経細胞(ニューロン)を過剰に興奮させ、死に至らしめる興奮性毒になります。
こんな危険な食品添加物であるから当然FDA(日本の厚生省にあたる機関)から申請は却下されました。そして、この世から消えるはずでした。
しかし、8年後に事態は急変します。1981年、当時の国防長官だったドナルド・ラムズフェルドが、サール薬品の最高経営責任者に就任して、再度アスパルテームの認可申請をするとあっさりと許可されてしまいます。
カラクリはこうです。
サール薬品は戦時中、米軍に化学薬品を供給するロックフェラー財閥の化学企業でした。そこにロックフェラー一族の配下であるラムズフェルドがトップに就任。
そして、FDAの局長にアーサー・へイズが就任。彼は陸軍医薬隊で兵士を実験台に各種薬品の研究を行っており、目的は「化学物質が人間の心理にどのような影響を与えるか」を解明し、大衆の心理操作に用いるためでした。
そして、アスパルテームは当時、国防総省内において生物化学戦用に使用可能な化学物質としてリストアップされていた一品です。このような背景もあり、アスパルテームはあっさりと認可され、世界一の人口甘味料の座を獲得しました。
アスパルテーム承認は八百長
ここに興味深いデータがあります。
精神分析医ラルフ・ウォルトン博士がアスパルテームに関する164件の論文全てを検証。結果、サール薬品などのアスパルテーム関連企業から出資された研究による74件の論文はすべて「アスパルテームは安全である」と出ているのに対し、独立研究機関による90件のうち83件が「アスパルテームは脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」と結論づけている。残りの独立研究機関のうち「安全」と結論づけた研究機関はFDAです。
興奮性毒研究の第一人者であるブレイロック博士の言葉。
「このような神経毒が市場に出回ることは、人々の知能の低下とも関係している。少数の知能の高い人たちが、多数の知能の低い人々を支配するためにこのような人口甘味料が出回っているのだ。」
アスパルテームが使用されている有名どころは、
カルピスソーダ、ダイエットペプシ、キシリトールガム、フリスク、ミンティア、一部缶コーヒーなどに含まれています。購入する際は原材料名を確認することをおすすめします。
人工甘味料の甘くない甘さ
砂糖 | 1倍(基準値) |
アスパルテーム | 200倍 |
アセスルファムK | 250倍 |
サッカリン | 400倍 |
スクラロース | 750倍 |
ネオテーム | 7,000~13,000倍 |
アドバンテーム | 20,000倍~40,000倍 |