小学校の給食で当たり前のように飲んでいた牛乳。身長を伸ばすために頑張って牛乳を飲んだ方も多いでしょう。その牛乳は健康の代名詞と思われがちですが、真実は違います。
牛乳が身体に良くない理由
牛乳を飲むと骨折しやすくなる
牛乳を飲むと骨が弱くなって骨折しやすくなるその原因は、牛乳に含まれる「カゼイン」が体に悪いからです。
タンパク質の一種である「カゼイン」は体内でなかなか消化されず、腸の中に留まってお腹が張ったような状態になります。腸を傷つけて全身に炎症を引き起こし、その結果、鼻炎や頭痛、中耳炎の原因になります。
カゼインの量は牛乳 > チーズ、ヨーグルト > バターであり、牛乳を控えるだけでも改善が期待できます。
2014年のスウェーデンの研究では、牛乳をたくさん飲んでいる人の方が寿命が短く、女性では骨折が増えたというデータがあります。牛乳や乳製品を摂る人に比べて、ほとんど摂らない人の方が体内のカルシウム量が多かったそうです。
牛乳のカルシウムは人体で上手く利用できていないだけでなく、骨からカルシウムが溶け出す原因になるため、骨が弱くなります。牛乳をよく飲む人ほど、骨粗鬆症になりやすいのはそのためです。アメリカでは牛乳の代わりにオーツミルクや豆乳を飲む人が増えています。
牛乳を飲むと腹を下す
牛乳を飲んだ後に下痢をするその原因は、牛乳に含まれる「乳糖」という糖質です。
牛乳には「乳糖」が5%前後含まれていますが、日本人の80%が乳糖を分解することができない「乳糖不耐症」といわれています。
なぜ牛乳は健康に良いと広まった?
それは1946年にアメリカの小児科医であったスポック博士が書いた本に「健康に良いので子どもには牛乳や乳製品を摂らせましょう」と書いてあったからです。
しかし20年経った今、新しい本には「ごめん、やっぱり牛乳は摂らない方がいいわ」という内容に変わっており、スポック博士が88歳になってから、乳製品をやめて自身の病気が改善したといっています。
飲んではいけない本当の理由
牛は本来、草食動物です。しかし近代畜産では、『肉骨粉』(仲間の死体の”粉末”)をエサとして与え、肉食動物化しています。
乳飲料メーカーが肉骨粉を与える理由として、
・畜産資源を効率的に活用したい
・乳牛の乳量が増えるというメリット
があります。
肉骨粉だけでは飛躍的に乳量を増やすことができないため、ある妙薬が投与されます。それが人工の『成長ホルモン剤』です。肉食による不健康状態でもこのホルモン刺激により、乳量を四倍、五倍に引き上げています。
この成長ホルモン剤はベトナム戦争の枯葉剤を作ったモンサント社(現バイエル社)が遺伝子組み換え技術で生産したものです。「狂牛病」が多発したのは、先進国の畜産業が牛乳・食肉増産に人口合成『成長ホルモン』を乱用したからです。
さらに効率重視のため、畜舎にぎゅうぎゅう詰めの『密飼い』状態で、運動不足とストレスで牛は疲弊し、免疫力が落ちます。それにより、感染症や乳房炎が蔓延。畜産業者は今度は『抗生物質』や『動物用薬剤』を投与し、注射や飼料添加で家畜はクスリ漬けの状態になっています。
これにより乳量は飛躍的に増大しましたが、成長ホルモンを投与し続けた牛は絶え間なく妊娠、泌乳を繰り返します。その結果、老化が早まり通常20~25年の寿命が5年以下の短命で終わります。
人間が効率化を求めた結果、
【牛乳】=「肉骨粉」+「成長ホルモン剤」+「病気まみれ(狂牛病、感染症、乳房炎etc)」+「抗生物質」+「劣悪環境でストレス」という代物です。
乳製品が引き起こす病気
- 乳児死亡
- 牛乳アレルギー
- 貧血
- 発ガン性
- 乳ガン
- 前立腺ガン
- 卵巣・精巣ガン
- 白血病
- 心筋梗塞
- 脳卒中
- 糖尿病
- 骨粗しょう症
- 骨折
- 結石
- 虫歯
- リウマチ性関節炎
- 大腸炎
- 白内障
- 不妊症
- 早死に
- 脳出血
- 虫垂炎
- にきび
- 発達障害
- 自閉症
- うつ病
- 認知症
- 肥満症
- 慢性疲労症候群
- 筋萎縮症(ALS)他
安価な牛乳は飲むべきではありません。