メディアで報道されないだけでスーパーに物が並ばなくなりつつあります。
すでにアフリカ、中東、アメリカでは飢餓が発生しています。
もくじ
インドネシア すべての食用油の輸出を禁止
世界最大のパーム油生産国であるインドネシアの食用油はポテトチップスやカップラーメンに使われます。パッケージには「植物油脂」と表示されています。スーパーの棚にある食品の50%以上にパーム油が使用されており、世界で大量に消費されています。
その供給が止まると…。
世界のインフレ率
世界各国でインフレ率は上がり続けています。
日本も遅れて追随することになりそうです。
2021年3月 … 2.6% ⇒ 2022年3月 … 8.5%
ユーロ圏のインフレ率
2021年3月 … 1.3% ⇒ 2022年3月 … 7.5%
日本のインフレ率
2021年3月 … -0.2% ⇒ 2022年3月 … 1.2% ⇒ 4月2%?
円安は止まらず1ドル160円を目指す
1ドル130円付近まで円安が進行しています。
資源を輸入して製品にし、海外へ輸出している日本にとって過度な円安は由々しき事態です。
貿易収支
2020年4月…1兆161億円の黒字
2021年4月…5兆3749億円の赤字
日銀 黒田総裁は「円が下落しても金融緩和を続ける」と宣言しました。
刷れば刷るほど日本円の価値は無くなっていきます。それが(ハイパー)インフレとなって庶民に襲い掛かってきます。
価格統制はハイパーインフレの前触れ
政府はガソリンに補助金(25円⇒35円に引き上げ)を出して、リッター168円に抑える方針です。
物資に価格統制が入り出すとハイパーインフレの予兆と考えるべきです。価格高騰を誤魔化すため統制するのです。次は食料品にも波及する可能性があります。
インフレは意図的に引き起こされる
アメリカ全土の食品加工施設が火災により破壊されています。
- 米最大の食料配給会社の本社が火災で焼失
- ウォルマートの食料配給センターが火災で焼失
- リオフレッシュの玉ねぎ倉庫が火災で焼失
- 台湾の食品物流センターが火災で焼失 他多数
さらに鳥インフルエンザ・パンデミックで鶏や家畜類も大量廃棄(これまで270万匹の鶏と七面鳥が殺処分)されています。
米バイデン大統領は先月「食糧不足は来る。そしてそれは現実のものとなる」と言いました。
中国のロックダウンがインフレを助長する
上海に続き、杭州もロックダウンに入ります。杭州所在の浙江省は製造業の中心地帯。モノが作れない、売れないとなり、世界のインフレがさらに加速します。
近々、北京もロックダウンの準備に入ります。