消費者物価指数
消費者物価指数(Consumer Price Index)とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標で、毎月発表されます。インフレ率を分析するための最重要指標です。
アメリカの物価上昇率
2021年度
1月の1.4%から7%へと大幅に上昇し、歯止めがかかりません。
FRBは慌てて利上げに踏み切ることを明言しました。
日本の物価上昇率
2021年度
8月までにマイナス圏で推移していましたが、9月以降プラスに転じ上昇幅が上がってきました。2022年も上昇傾向が続くと見ています。
トルコの物価上昇率
2021年度
トルコの現状は悲惨です。通貨トルコリラの大暴落でハイパーインフレへまっしぐらの状態で、他国通貨や暗号資産ビットコインへの逃避が始まっています。通貨は最終的に紙に戻るとされていますが、まさに通貨が紙切れになろうとしています。
企業物価指数
国内企業物価指数(CGPI)は、日本銀行が公表する企業間で売買される物品の価格変動を示す指標です。
消費者物価指数(CPI)とともにインフレ率の判断に用います。速報値の公表が早いため、速報性が高く、景気動向や金融政策の判断材料として重要視されています。
日本
2021年度
値上げはすでに始まっていますが、これで収まるとは思えません。
各社様子見の段階から、値上げは当然の流れになりつつあり、年数回の値上げも視野に入ってくると思われます。企業の仕入れ費用がかさみ、消費者への販売価格に転嫁されて家計の負担増につながります。