大インフレ時代を生き抜く方法

昨年2021年度の値上げラッシュはまだ序章であり、これからが本番です。
そんな時代に我々はどう生き抜いていくべきか?
私なりに考えてみました。

値上げ一覧

2021年11月15日

インフレになると貨幣価値が下がる

インフレーションとは、貨幣価値が下がり、モノの値段が上がることです。

「紙幣は最終的に本来的な価値、ゼロに戻る」

フランスの哲学者ヴォルテール

ヴォルテールがいうように歴史上、すべての通貨はゼロ、すなわちただの紙切れとなってその役目を終えています。
紙幣に限らず、現在の通貨は「価値がある」と錯覚させられて流通しているただの紙切れです。これから現金の紙切れ化が顕在化してきます。

コロナ対策などで現金給付が当たり前になっており、紙幣価値の棄損が止まりません。

生活習慣を見直す

習慣を見直せば、人は大きく変われます。
たとえインフレが到来していなくても自分に良いと思ったものは習慣化することをオススメします。

投資の勉強をする

インフレになると貨幣価値が下がるので、投資をしないと貧乏になります
銀行に預けても増えません。
まずは積み立てインデックス投資がオススメです。

1日2食(or 1食)にする

オートファジー(16時間断食)でサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)を起動させる。
食費も減らせて長生きできる、圧倒的コスパ

クレジットカード、電子決済で支払う

ポイント還元分も商品価格に転嫁されていますので使わないのは損です。
現金支払いでは何も貯まらず、小銭が増えるだけです。

楽天経済圏で生きる

楽天経済圏とは、生活のさまざまなシーンを楽天のサービス利用に寄せることで、楽天ポイントを効率的に貯めたり、運用したりすることです。
私は固定費の支払いを楽天カード支払いにしていますが、毎月書籍1冊は付与されたポイントで購入しています。

貯金はなるべくしない

インフレでどんどん目減りしていくため、貯金は報われません。
貯金は最低限にとどめ、モノに換えていく習慣をつけるとよいでしょう。

割引シールが貼られるタイミングでスーパーに行く

せこい。

固定費を削減する

変動費は毎月の下がる額が読めませんが、固定費削減なら下がる金額が明確です。
いまの固定費が本当に妥当なのか検討してみましょう。

保険は解約する

医療保険は、国民健康保険でほぼカバーできるので医療保険に入る必要はありません。
保険会社に支払っているお金のほとんどが広告費や会社の経費に使われており、とても割高です。
保険にかけるお金があったら、自分の健康にお金を使った方がいいと思います。
私が加入しているのは月額2,000円の府民共済のみです。(※住宅ローンの団信は除く)

ふるさと納税を活用する

同じ税金を支払うなら、自己負担2,000円で返礼品を貰った方がお得です。
食費が浮きます

格安スマホに替える

私は4GBプランで月額1,000円程度です。
以前はキャリアに月額8,000円支払っていましたので、格安スマホに替えるだけで固定費の削減効果が見込めます。

サブスクを見直す

年単位に直して考えてみる
月額1,000円でも年にすると12,000円です。
本当に利用する価値があるのか検討しましょう。

日経新聞は無料で読む

楽天証券に口座を開けば、日経新聞を無料で読めます
年間50,000円近くお得です。
新聞紙:年間 58,800円(月額4,900円)
電子版:年間 51,324円(月額4,277円)※2022年1月現在

車は所有しない

車は所有しないで、カーシェアへ切り替える
維持費、保険、駐車場代がかかりません。
一度、年間にどれだけの経費がかかっているのか算出しておくとよいでしょう。

健康に投資する

健康はお金では買えません。日々の行動の積み重ねが大切です。
病気になってしまうと、お金と時間を無尽蔵を失うことにもなりかねません。

食費にお金をかける

身体 = 資本です。
食費をケチると病気になります。結果、医療費にお金を使うことになります。

筋トレする

健康になり、病院に行く回数が減ります

資産を守る

日本円だけを保有しているのは、逆にいうと日本に100%投資しているのと同じです。
日本の将来に希望を抱けない現状、日本円以外のものへ振り分けておくのは必須です。

NISA/つみたてNISAを活用し、非課税で資産運用する

個人的にはつみたてNISAがオススメです。
非課税で20年間積立できて、資産が複利で増えていきます

実物資産(タンジブルアセット)を買う

金貨か銀貨がオススメです。
本物の正貨は金(ゴールド)です。

ロレックスを買う

価値が上がる可能性が高いので、定価以上で売却できると思われます。
私も密かに狙っています。高いのが難点ですが。

ビットコイン(暗号資産)を買う

ハイリスクハイリターンですが、インフレ対策になります。
また発行上限が2100万BTCと決まっているため、将来争奪戦が繰り広げられる可能性があります。最悪の場合、無価値になるかもしれません。

日本円(Japanese Yen)を信用しない

アベノミクス以来、紙幣は刷り散らかされて価値が大幅に減価中です。
100%銀行預金は危険です。
ちなみに私の現金比率は10%以下です。

まとめ

インフレがやってきた今こそ、貯蓄から投資へ舵を切らないと大きく資産を棄損することになります。
現金(紙幣)中心の考えをやめ、モノに替えていく発想を身につけることが肝要だと思われます。

日本の未来には悲観的ですが、株価はインフレになると上がります。それは過去の歴史が証明しています。もちろん銘柄選びは大切になりますが、生活になくてはならない商品を提供する会社の株は買いだと思います。

インフレはボディーブローのように生活に影響を及ぼしてきます。
早めに動ければそれだけダメージを抑えることができます。

新型コロナウイルスが生活習慣を一変させたように、このインフレにも変化を恐れず対応できるように動きたいと思います。