[鑑賞] ポンペイ展

ポンペイとは?

紀元後79年、古代ローマ帝国の栄光と繁栄のもとに栄えたイタリア南部の都市「ポンペイ」は、ヴェスヴィオ火山の大噴火に見舞われました。

大量に降り注いだ火山灰と火山れきが、逃げ遅れた市民や奴隷、建造物といった暮らしの全てを飲み込み、街は消滅。一時は忘れ去られてしまいましたが、18世紀から発掘が開始されると一躍注目を浴びることになります。

観覧料 2022年4月21日(木)~7月3日(日)

大人…2,000円 小人 … 800円

京セラ美術館で開催されているポンペイ展に行ってきました。

実は昔、社員旅行でイタリアに行かせてもらった時にリアルでポンペイを見ているので、その時ほどの感動はなかったですが、改めて1900年前とは思えない文化が出来上がっており、資産家から奴隷まで、今とあまり変わらない?世界が構築されていたことに畏敬の念を覚えます。

たった一回の大噴火で生活が終わってしまうという悪夢のような出来事ですが、それがあったからこそ現代の人にもその存在を知ってもらえるというのは幸せなことなのかなと思いました。大半の人は存在すら知られずにこの世を去っていくわけですから。