身体に投資する

あるアメリカ人医師はこう言った。

「なあ、君ら日本人は不思議な民族だよね。
高いお金を払ってわざわざ人間ドックで病気を探しに行ったり、
病気になった後のことには果てしなくお金をつぎ込むのに、
病気にならないようにするためにはほとんどお金を使わないんだからね。」

この1年で見つけた最適解

30代は身体のあちこちが悲鳴を上げたため、自分なりに健康について調べ、人体実験を通じていろいろと実践してきました。その結果、なんとなくですが自分なりの最適解を見つけました。

健康になるためのルーチン
  1. 7時間睡眠
  2. オートファジー(1日2食 or 1食)
  3. 魚(刺身)と野菜ベース
  4. 白米は1日1食まで
  5. たんぱく質(プロテイン)、鉄分摂取
  6. 小腹が空いたらナッツ類
  7. ポテチ封印
  8. 適度な筋トレ、毎日30分のウォーキング

オートファジー

空腹の時間は脂肪を燃やすだけでなく、体の内側から若返り、病気や老化を遠ざける効果があるそうです。

空腹が16時間続くとオートファジーが働きます。人体の古くなった細胞を、内側から新しく生まれ変わらせる仕組みで、自食作用とも呼ばれており、壊れた細胞をきれいにしてくれます。その不要なものを材料に新たなたんぱく質を作って、細胞がどんどん生まれ変わっていくので肌つやもよくなり、体内からアンチエイジングの効果が得られます。

オートファジーは、体や細胞がストレスを受けても生き残れるように体内に組み込まれたシステムです。飢餓状態になったときこそ働きが活発化し、ものを食べないことでしか誘発できません。
8時間以内に好きなものを好きなだけ摂取し、16時間食べない時間を作る(=16時間断食)。これによってダイエットとアンチエイジングのダブル効果を得られます。

最近の研究では、空腹時に運動や筋トレを取り入れることで、動かした局所のオートファジーがより活性化する模様です。


以下は健康に良いかどうかで分類したものです。

グループ1

健康に良い
複数の信頼できる研究で報告されている食品

  1. 野菜と果物
  2. 茶色い炭水化物
    (全粒粉、大麦、オート麦、ライ麦、キヌア、玄米、雑穀類、そば粉 etc )
  3. オリーブオイル
  4. ナッツ類

グループ2

ひょっとしたら健康に良いかもしれない食品
少数の研究で健康に良い可能性を示唆

  1. ダークチョコレート
  2. コーヒー、納豆、ヨーグルト
  3. 酢、豆乳、お茶

グループ3

健康へのメリットもデメリットも報告されていない食品

その他の多くの食品

グループ4

ひょっとしたら健康に悪いかもしれない食品
少数の研究で健康に悪い可能性を示唆

  1. マヨネーズ
  2. マーガリン
  3. フルーツジュース

グループ5

健康に悪いことが複数の研究で報告されている食品

  1. 赤い肉(牛肉、豚肉 ※鶏肉除く)
  2. 加工肉(ハム、ソーセージ、ベーコン)
  3. 白い炭水化物(白米、白いパン(小麦)、パスタ、ラーメン、そうめん etc )
  4. バターなどの飽和脂肪酸

巷にはグループ5に属するものが溢れています。
なぜならこのグループが一番美味しいからです。

今後は、健康と美味しいを天秤にかけながら選択していければと思います。